越後路の郷愁 豪農の館

 7月に新潟を訪れた際、越後随一の豪農の姿を今に伝えるという、「豪農の館」にも立ち寄りました。

 越後の阿賀野川の西岸にある小さな集落「沢海(そうみ)」の地で、江戸時代中期、農より身を起こし代を重ねて大地主となったのが伊藤家だそうです。

豪農の館3  豪農の館4

 明治15年から8年がかりで建てられた豪壮な本邸は、敷地8,800坪(29,100平方メートル)、建坪1,200坪(3,967平方メートル)、部屋数65を数える純日本式住居で、昭和21年保存のため、「財団法人 北方文化博物館」を創設し、全部寄附されたとのことです。

 鎌倉・室町の古式によって造られたという回遊式庭園は素晴らしいです。京都の銀閣寺ゆかりで新潟県柏崎市出身の田中泰阿弥(たいあみ)という庭師が5年ががりで造ったものだそうです。
  
豪農の館2  大とっくりと大盃 

 囲炉裏は、六尺四方で、一度に16人が座ることができる大きなものでした。

 大きな大広間には、一斗二升(つまり一升瓶20本)入る大きな”徳利”や八升入る”大盃”が飾られていました。江戸末期の伊万里染付のようです。
 
 
豪農の館1  豪農の館6 

 西門に行くと「集古館」があります。白壁と張り瓦の美しい土蔵造りの建物ですが、米蔵として2000俵の米俵が積まれていたそうです。

米俵  豪農の館5

 そこで、米俵ですが、初めて本物を見ました。これで米が約60キロ。2000俵の米で70人くらいの人が約5年間暮らせるそうです。

 三角の屋根が特徴的な建物ですが、「三楽亭」という建物です。世にも希なる正三角形の小亭で建坪11坪余りの書斎兼茶室なのだそうです。柱や建具、畳もほとんどが三角形や菱形という独創的な建物であります。


新潟地酒地図  

 敷地内には、おみやげ処として三楽&地酒館があり、越乃寒梅や鶴の友など県内でも入手しづらい地酒が定価で販売されていました。

 暑くて大変でしたが、なかなか良いところでした。

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かなちゅう

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